ミラノ在住日本人女子にインタビュー 【vol.5 オペラ歌手】

ミラノに住む日本人女子にレナクナッタのスカートを履いてもらい
着こなしを紹介しながら簡単なインタビュー記事を書いていくという企画。

彼女達がなぜイタリアに来たのか、ミラノでどんなことをしているのか、感じているのか。
様々な分野で活躍をしている私の友人をスカートとともに紹介していきます。
イタリアや海外生活に興味がある方や留学を検討中の学生さんにちょっとは役立つのではないでしょうか。

今回紹介するミラノ在住の日本人女子はオペラのソプラノ歌手のHanaさんです。
(こちらのインタビュー記事は2016年3月23日に書いたものです。)

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ではインタビュースタート!

— 出身はどこですか?
愛知県半田市です。

— ミラノに来て何年目ですか?
6年目です。
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— ミラノへ来ることになった経緯は?
日本では大学、そして大学院と歌の勉強をしていたのですが大学院を卒業する時にもまだまだ歌を学びたいと思っていました。じゃあどこで学ぼうと考えた時に次のステップは本場イタリアかなと。大学の先輩の先生を紹介してもらったところ、その人がミラノの先生だったんです。その先生のレッスンを受けるためにミラノに来ることにしました。最初は1年半の留学の予定だったんですけどね、気がついたら6年経っていました。

— 今ミラノではどういう活動をしているんですか
レッスンを受けながらプロとしても舞台に立たせてもらっています。
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— オペラの本場イタリアに来て苦労したことはありますか
苦労…あまりした覚えがないですね〜。運がいいんです。(笑) これじゃインタビュー内容つまらないですね。(笑) アジア人だからといって不利に感じたことはあまりないです。

— すごい!それが…才能というものですね。
いやいや、、もちろん努力はしてきたつもりです。でも幸いなことに声量や声質に恵まれていました。声がよく通るほうなので街中やレストランでも友達がたまたま近くにいると「あ、Hanaがいる。」とすぐバレるし、初対面の人にも「Cantante(歌い手)でしょ。」と言われることも多々あります。(笑)
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— 確かにThe ソプラノという声!(笑) では逆にイタリアに来てよかったと思うことは何ですか?
オペラでいうと生で良いものをすぐに聞けるというところですね。例えば「今週、何か面白そうなオペラあるかなー」と思いついてから、ネットで調べて「あ、これ行こう♪」という感じですぐに行けるんですね。長く住んでいるとそれが当たり前になっていたのですが、身近に本物のオペラを感じられるってすごく恵まれた環境でありがたいなーと最近改めて感じています。
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— 今後のオペラ歌手としてのプランはありますか
今後もずっと舞台で歌っていきたいです。イタリアと日本、両方で活動していきたいですね。今度の6月には地元名古屋でエウロリリカという団体主催のヴェルディ作曲「イル・トロヴァトーレ」というオペラでヒロイン役で出演させてもらいます。愛と死そして復讐、イタリア人作曲家ヴェルディらしいとてもかっこいいオペラなので自分も今からとても楽しみにしています。今まで本場で学んだことを充分に発揮できるよう頑張ります!

〜ここでインタビュー終了!〜

Hanaちゃんお忙しいところどうもありがとうございました!前回インタビューしたソプラノ歌手のすみかさんもそうでしたが、本場の第一線で活躍する歌い手さんは「麗しい」という形容詞がぴったりです。(笑)
イタリアは「本物」を感じられるということ。歌だけでなく建築やアートなどでも身近に触れることができるのはイタリアの良いところだと思います。私も高校生の時に美術史の教科書でまず勉強してそのあと、クラス全員で散歩しながら実物を見に行ったりとかしていて。学校の隣はミラノ最古の聖堂サンタンブロージョ教会だったり、校内にはダヴィンチの愛弟子が描いた「岩窟の聖母」が貯蔵されていたりと、、今思えば最高に恵まれた環境で勉強させてもらっていました。
でもHanaちゃんの言う通り長く住んでいるとそれが当たり前の感覚になってしまうんですよね。もうすぐイースター休みなので家族はローマ旅行ですが(さっき旅立った…羨)私はワンコとお留守番なのでミラノ&近郊の街の再発見ツアーをするとします。

過去のインタビュー記事はこれで最後なのでまたミラノに戻ったら新たにミラノ女子たちをインタビューしていこうと思っています。
レナクナッタのブログではなく私のメインで運営しているブログaikaokochi.comの方に書いていく予定ですのでそちらもぜひチェックしてください。

 

 

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ミラノ在住日本人女子にインタビュー 【vol.4 ジュエリーデザイナー】

クラウドファンディングの部分など修正を多少加えていますが前のブログから転載します。

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2016.03.11

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ミラノに住む日本人女性に”renacnatta”のスカートを履いてもらい着こなしを紹介しながら簡単なインタビュー記事を書いています。
イタリアや海外生活、留学に興味のある方へ有意義な情報を同時に発信していければ、と思い始まった企画です。
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今回紹介するミラノ在住の日本人女子は独自のジュエリーブランドを経営するジュエリーデザイナーのMegumiさんです。
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ではインタビュースタート!

— 出身はどこですか?
神奈川県海老名市です。

— ミラノに来て何年目ですか?
6年目です。

— ミラノに来たきっかけはなんですか?
ブレラ美術大学に留学するために来ました。日本では絵画修復の専門学校に通っていたんですけど絵でもっと自分を表現したいと強く思い、卒業後に海外の美術大学へ行くことを決めました。ネットで調べてみたらミラノのブレラ美術大学を見つけたので受験することにしました。ミラノに来たかったというより、私は元々現代アートをやっていたので自分を表現するのことのできる時間が欲しくて、それが出来る場所がたまたまミラノだったという感じです。
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— 在学中はどういった活動をしていたんですか?
在学中は「女性」をテーマに現代アート作品を作っていました。生きたゴキブリをゴールドに塗ってスワロフスキーをちりばめたりもしていました。その当時は「女の人って綺麗を繕わなきゃいけなくてめんどくさいな」と思ったりしていて。私自身つけまつげやカラコンをしていないと人前に出れくて、お化粧とか取っちゃえば普通の女の子なのに着飾ってるのって滑稽だなってあるとき思って。そういった「美しく繕う」というコトをゴキブリにしたらどうだろうって。ゴールドでキラキラのゴキブリが家の中にいたらテンション上がるかなって。それで仮死状態にさせてやってみました。でも結局カラー剤のせいですぐに死んでしまったんですけどね。。
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— へえ〜ジュエリーデザイナーのイメージが強いめぐみさんがそんな過激なことをしているとは知りませんでした!(笑) その在学中の活動からどういう経緯でジュエリーデザイナーになったのですか?
デザイナーの仕事も根底は当時と一緒です。私はずっと自分にコンプレックスがあったんですけどピアスやネックレスをつけることによって相手の目はそっちに注目するので、いつも大振りのアクセサリーを付けていたんです。子供の頃からアクセサリーは大好きで中学生の頃から自分で作っていました。
ブレラ在学中にお洋服屋さんアルバイトをしていたんですけどそこで私の作るピアスを置いてくれることになって。それで仕事としてやり始めたのがきっかけです。だから表現するやり方が変わるだけで今までやってきたことは似てるかなーって。今の方が楽しいですけどね。(笑)
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— 今オンラインショップとして大人気のCON STELLAですが、今後、新たな展開とかは考えているんですか?
ゴールドやダイヤモンドとか高級な素材を使ったラインを作りたいですね。一生使ってもらえるようなものを作っていきたいと思ってて今その準備をしています。現在仕入れているイタリアのガラス素材や真珠、シェルなどの天然素材はそのまま取り入れつつ金属部分だったりそれ以外の素材の質を高めたいと考えています。自分の作る物はずっと残っていて欲しいですからね。

〜ここでインタビュー終了!〜

Megumiさんの作るジュエリーはインパクトがあるけど繊細で、素材にもこだわっていていつも素敵だなーと思っていましたがまさかゴキブリの話が出てくるとは思ってもいませんでした。でもそれらのエピソードにはぶれない軸があるから多くの人に愛されるブランドなのだと思いました。
私たちも今後オンラインショップを立ち上げていくのでMegumiさんのお話はとても参考になりました。ありがとうございました!!

Megumiさんのジュエリーブランドはこちらから見れます。
CON STELLA

 

それでは次回もお楽しみに!

Aika

 

ミラノ在住日本人女子にインタビュー 【vol.3 デザイン学生】

クラウドファンディングの部分など修正を多少加えていますが前のブログから転載します。

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2016.02.27

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ミラノに住む日本人女性に”renacnatta”のスカートを履いてもらい着こなしを紹介しながら簡単なインタビュー記事を書いています。
イタリアや海外生活、留学に興味のある方へ有意義な情報を同時に発信していければ、と思い始まった企画です。
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今回紹介するミラノ在住の日本人女子はプロダクトデザインを勉強中のAnnaさんです。

Istituto Europeo di Deisin大学の現役学生さんで専攻は違いますが私の後輩ちゃんです。
(初めての日本人の後輩!)
1番のVintage Flowerを着てもらいました!

ではインタビュースタート!

— 出身はどこですか?
富山県富山市です。

— ミラノに来て何年経ちますか?
今3年目です。

— なぜプロダクトデザインを勉強しようと思ったのですか?
小さいときから漠然とデザイナーになりたいと思っていて。特にモノ作りが好きだったので高校生の時にプロダクトデザイナーになりたいと思い始めました。それなら高校卒業後は海外でプロダクトデザインを学ぼうと決め、デザインで有名なミラノへの留学を決意しました。

— 留学生活で大変なことは何ですか?
学校のグループワークですね。日本の学校でディスカッションする機会って本当に少なかったんですけど、ミラノに来てから毎日グループワークでディスカッションをしていて。周りはみんな英語だしディスカッションというものに慣れていなかったので同じグループの子に「Annaはどう思う?」って聞かれても上手く答えられなかったんですね。どういう風に答えていいかが分からなかったんです。
それで気付いたのが「自分って意見持ってないんだなー」って。日本では特に自分の意見を持たなくても何も困ることなく高校卒業までしたんですけど、こっちの大学に入ってからそれでは通用しない、意識を変えなきゃと思いました。それで最初はとにかく「意見を持つ」ということを意識していて、もうそれは克服できたんですけど今度はそれを上手く伝えるということが新たな課題です。思っていることを相手にきちんと伝えるということがどうしてもまだ難しいです。ヨーロッパ人は小さい時からディスカッションやプレゼンを何度もこなしているので自分の意見を言うのが上手なんですけど、アジア人はそういった部分が弱いんだなーと痛感しています。声の張りとかも違いますしね。
日本では自分が1言えば相手が10理解してくれるっていう感じだったのですが、こちらでは10以上のことを言わないと相手に伝わらない。そんな感じがします。


— 私も来たばかりのとき同じことを感じたのでよく分かります。。では逆に楽しいことは何ですか?
私は英語コースに通っているのでクラスがとてもインターナショナルなんです。色々な国籍、言葉、文化、宗教に触れ合っていると毎日新しい発見がありそれが刺激的で楽しいです。
3年間日本人以外のしかも国籍がミックスされた中で過ごしているので、文化の違いから大変なこと、辛く感じることもありますが、恵まれた環境で勉強させてもらっているなーと感じます。

— 大学卒業後はどんなことをしたいと思っていますか?
プロダクトデザインでも家具のような大型のものよりも食器や文房具など身の回りの小さなものをデザインするのが好きなので将来はそういった小物のブランドを立ち上げたいです。伝統工芸などにもとても興味があるのでそういったものも取り入れていきたいと思っています。
あともう一つ全く違う夢もあって。石川県の金沢か岐阜県の高山で外国人バックパッカーに向けたゲストハウスを開きたいんです。イタリアに来てから海外の人やカルチャーがとても好きになったので、日本で外国から来た人達のための宿を経営したいと考えるようになりました。古民家をリノベーションしてゲストハウスにして、さらに自分のプロダクトのショップもそこで開けたらなーと思っています!

〜ここでインタビュー終了!〜

私もイタリアに来たばかりの高校生のとき、口頭試験やプレゼン、ディスカッションの機会がとにかく多くてその度に上手く喋れずに戸惑い、心が折れそうになったことを思い出しました。。イタリア人は日常会話から常に意見交換の繰り返しで休み時間の会話にも上手く入れなかったのがもどかしかったりしました。なつかしい。。
その時こそ辛くて「なんでこんな異国に来てしまったんだ..」と思ったりもしていましたが今振り返るとその経験があったから自分がひとまわりもふたまわりも大きくなれたと確信しています。Annaちゃんも今のうちに色々なことを感じて考えて吸収していくことで、これからもっとたくましく素敵な女性になるんだろうな、と思いました。
(なんだか偉そうに書いてしまいましたが)
私もまだまだイタリアで学ぶことは日常の至るところにあると思っているので来た当初の苦労や努力を忘れず、今後も成長していきたいとAnnaちゃんの話を聞きながら感じました。

Annaちゃん、卒業に向けてお忙しいところどうもありがとう!!

では、次回もお楽しみに!

ミラノ在住日本人女子にインタビュー 【vol.2 オペラ歌手】

クラウドファンディングの部分など修正を多少加えていますが前のブログから転載します。

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2016.02.15

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ミラノに住む日本人女性に”renacnatta”のスカートを履いてもらい着こなしを紹介しながら簡単なインタビュー記事を書いていくという企画です。
イタリアや海外生活、留学に興味のある方へ有意義な情報を同時に発信していければ、と思い始まった企画です。
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今回紹介するミラノ在住の日本人女子はオペラのソプラノ歌手のSumikaさんです。
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— 出身はどこですか?
岐阜県です。

— ミラノに来たのはいつですか?
最初に来たのは2004年でそれからずっと日本とイタリアを行き来しています。4年前は半年くらいミラノに住んでいてそのあとまた日本に帰国したんですけど1年半くらい前からミラノに拠点を移しました。

— 日本とイタリアではそれぞれどういう活動をしているのですか?
日本では名古屋で声楽教室を主催しています。専門的に学びたい人から趣味で声楽をやってみたいという人まで様々な人が通っています。私がミラノへ渡っている期間は自分の教え子に任せていて、その教室も今後大きくしていきたいので今はこの先リーダーになっていく人達を育てています。
イタリアではミラノをベースにオペラ歌手としての活動をしています。去年のミラノ万博中は日本館のパフォーマーとして働いていました。
万博の任務の後は日本へすぐ戻り、そのあとはオペラツアーで一ヶ月ほどスペインを回っていたのであまりミラノで活動できていないんですけどね。(笑)
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— 日本人歌手は声帯など、もともとの作りがイタリア人と違うから苦労するということを聞いたことがあります。Sumikaさんはすでにイタリアでも劇の主役などをして活躍されていますが、そういった壁はなかったのですか?
もちろんありました。イタリアと日本では、音楽のスタイル、音の捉え方など、全てにおいて違います。声帯というか骨格から東洋人と西洋人って全く違うんですね。使っている言語が違うと使う顔の筋肉も違ってきます。そういうのをずっと観察し研究していて、、最近私、顔を変えたんです。

— え。
前はもっと顔が全体的に下がっててー

— それはヒアルロン酸とかを入れたんですか!?(動揺)
あ、じゃなくって。(笑) 骨格がイタリア人とは違うからそれを近づけようと思ってずっとストレッチとマッサージをし続けました。そしたら1年半で顔が全体的に上がって声も変わり、もっと通るようになりました。筋肉と骨は付随しているので筋肉をほぐせば骨の位置も上がります。あと頭の筋肉も大事で。イタリア人って喋る時に頭の筋肉をよく使っているんですね。それで頭も念入りにマッサージしていて、声を出す時に頭の筋肉を使うようになったら、後頭部も丸みを帯びた形になっていきました。日々イタリア人を観察してはそういった違いを見つけ研究しています。オタクですね。(笑) オペラ歌手にとって持って生まれた声帯はもちろん、骨格も大事なんですね。器のようなもので、声が出る時にそれを響かせる器も重要だということが分かったんです。

— なるほど。ではそれに気付く前までは頑張って声を出していたりしたんですか?
そうですね。自分で帳尻合わせていたり、出にくい音域もありました。でも今では以前まで出せなかった高音も出るようになりました。もう私の顔改造計画は完了しているので今は呼吸のコントロールを研究しています。
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— ストイック!!もともとイタリア人のような骨格だったら、と思ったことはないのですか?
イタリア人は努力をせずとも生まれつき歌い手に向いている骨格をほとんどの人が持っています。オペラが生まれた国の人達ですしね。日本人である私はイタリア人に近づこうと努力をしてきましたがそれでも完璧に彼らのようにはなれないという葛藤はありました。でも日々研究することを苦労だと思ったことはないし私はそれを楽しんでいます。もし自分が最初からイタリア人のような骨格を持ち合わせていたらここの「過程」がなかったわけで。その過程に色々な発見があって面白かったりするから。
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— 今後の更なる目標のようなものはあるのですか?
今は歌い手として一番歌える時期なのでいっぱい歌っていきたいです。でも将来的には歌のための教則本とかも出したいと思っています。セミナーも今後も積極的にしていきたいし。ただ歌っているだけではなく、イタリアにいることを活かして他の人が知らないことを自分なりに解釈してそれを本や講演会などを通して多くの人に伝えたいと思っています。なので今は日々、様々なことを勉強しています。
「歌」を常に軸にしつつ、私にしか出来ないことを発信して、「私ブランド」のようなものを確立していきたいですね。

〜インタビュー終了〜

Sumikaさんのお話は私にとってあまりにも未知の世界で「え!」「へー!」「ほーーー!」の繰り返しでした。(笑) 畑こそ違いますが同じイタリアの地でストイックに前進する先輩の話を聞き、私も新たに気合いが入りました!
「私は日本人だから」と都合良く解釈していた自分に喝が入ったような気がします。日本人らしさを大事にするのはもちろんですが、それが時に「逃げ」にならないように気をつけたいです。
今後のSumikaさんのご活躍に期待!!!Sumikaさん貴重なお話をありがとうございました。

では、次回もお楽しみに!

ミラノ在住日本人女子にインタビュー【vol.1 ブティック販売員】

前のブログに書いていたミラノ在住日本人女子にインタビューするという大人気(?)企画。
せっかくなのでこちらのブログに持ってきます。
クラウドファンディングの活動を知ってもらうために始めたものですが、思いの外反響があったのでまたミラノに戻ったら再開しようかなと企んでおります。

クラウドファンディングの部分など修正を多少加えていますが前のブログから転載します。

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2016.02.08

ミラノに住む日本人女子にレナクナッタのスカートを履いてもらい
着こなしを紹介しながら簡単なインタビュー記事を書いていくという企画です。

彼女達がなぜイタリアに来たのか
ミラノでどんなことをしているのか、感じているのか。。
様々な分野で活躍をしている私の友人をスカートとともに紹介していきます。
イタリアや海外生活に興味がある方や留学を検討中の学生さんに
ちょっとは役立つのではないでしょうか。

今日は記念すべきvol.1です!
今回、協力してくれたのはサルヴァトーレ・フェラガモのブティックで販売員として働くSakiさんです。
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— 出身はどこですか?
千葉県の市原市です。

— イタリアに来て何年目ですか?
今4年目です。

— イタリアへ渡った理由は何ですか?
大学院に行こうと思ったからです。
でも最初から決めていたことではなく、将来海外で仕事したいなーと思っていた程度で。
日本でも普通に就活をしていました。
でも就活していた大学3年生の年に震災が起きて、就活の面接が延期されることがしょっちゅうあって。。これから先どうしよう、日本の経済はどうなっていくんだろうっていう不安を持ち始めたんです。私はずっと広告業界に行きたかったので大手の広告代理店2社だけにしぼり、それに落ちたらイタリアへ行こうと決意しました。イタリアはずっと憧れの国だったので。
そのうちの一社は最終面接まで行ったんですけど、その最後の面接の最中にやっぱり海外に行って挑戦してみたいと、ふと思ってしまって、、それから面接官の方にも入社への強い想いを伝えることができなかったんですね。(苦笑)
それで結果落ちてしまい、イタリアへ留学し大学院に入ることを決意しました。
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— それで大学院生になってからどういった経緯で今の職業についたのですか?
大学院に入って最初は仕事も全然探していなかったんですけど、イタリアに来て10ヶ月くらい経った時たまたま友達からフェラガモの店員の話を紹介してもらって、とりあえず学校も落ち着いてきたしイタリア語も分かるようになってきていたから経験のためにも受けてみようと思いました。最初は日曜日だけの勤務という条件だったので学校にも支障がでないというのもメリットでした。
お試しの雇用期間4ヶ月が終わった時に、続けようかやめようかと考えていた時にたまたま広告系の仕事の話も来ていて。広告はやっぱり魅力的な世界だったのでそっちに行こうと考えたんですけど、フェラガモ側が続けるなら就職ビザも出すし正社員として雇ってくれると言ってくれました。イタリアで就職ビザをもらうのってとても難しいのでチャンスだと思い、悩んだ末そのあとも続けることにしました。
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— イタリアで販売員として働く中、苦労したことはありますか?
スタッフも国籍がバラバラなので、仕事上で分かり合えない場面も多々あって、そういうときは大変ですね。あとはやっぱり私の立場は外国人なのでアジア人というだけで少し弱く見られてしまう時もあります。

— 一流ブランドでの販売員は一見華やかに見えますがやはり苦労もいっぱいあるのですね。
そうですね。でも色々な人と触れ合えることはとても良い経験になっているし、なんだかんだいって楽しいですけどね!あとイタリア語や英語、それ以外にもこれまで自分が学んだことが活かせているというのは嬉しいです。
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— それでは最後の質問!イタリアの生活で楽しいことは何ですか?
国の文化が違う人と一緒に働くのってとても大変だけれど、それって刺激的でもあるんですね。私はいつも職場に、仲のいい同僚の分のお弁当も作って持っていくんです。もちろん日本スタイルで。それを彼女は毎回喜んでくれて。その代わりに彼女は職場近くのCOVA(ミラノの老舗カフェ)でコーヒーとドルチェをお礼にご馳走してくれるんです。それが大変な仕事の中での楽しみですね。

〜インタビュー終了〜

確かに違う国の人と触れ合うと、その国の文化を知るだけでなく自分たちの国の文化も再認識できますよね。
ストレスになってしまうこともあるけどそのギャップをマイナスに捉えるのではなくプラスに変えていく力こそが海外で楽しく生活できるだけでなく、自分を成長させてくれるのかもしれません。
ということで撮影後、カフェで3時間以上にわたるロングインタビュー(という名の雑談)をして解散しました。
Sakiちゃんご協力どうもありがとう!

では、次回もお楽しみに!